ローズマリー・・・

*鉢植え前提です。

Aさん「こんなに簡単な植物はない。基本放置で元肥やっておけば追肥不要」


Bさん「専門的なネット情報通りローズマリー育ててるのに毎回枯れる」

・土はなんでもよい
・乾燥にやたら強い
・肥料焼けして枯れやすい
・水やりすぎて枯れやすい
・アルカリ土壌が好きだからカルシウムや苦土石灰、炭を混ぜるとよい。

簡単なのか難しいのか分からず、ローズマリーと向き合うと、世間の常識?
に疑問も沸いてきました。

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立性ローズマリーの先端がお辞儀する現象は皆さんよくある
ことだと思います。

鉢なので、お辞儀したら摘心して横をモリモリ育てるのですが、ちょっと

考えてみました。

3時間で↓ピンと立ちました。
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ローズマリーは窒素に非常に敏感というかネガティブな結果しか
経験ないので、窒素はやらず、微量元素が必要なのかな?

そこで、濃硫酸で溶かした鉱石の強酸性の液体をpH4.9(酸性)
まで希釈して葉全体と土にたっぷり与えたら

こんなに元気な形になりました。

そして、軒下で水を与えず1週間後↓
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奥の2つはピンと立ったまま、かなり生長しています。

*この酸性濃度は他の花やレモンバーベナの葉は翌日焼けて
 枯れます。
*ローズマリーは弱アルカリとかよく書かれていますが
 こんなに酸性に強い植物も珍しいなと感じます。

・硫酸=硫黄要求量が大きい?
・酸性だからカルシウム吸収率上がった?
・苦土石灰でよいことなかったからマグネシウム阻害されてよくなった?

そこで再試験しました。

路地植えしようと育ててたローズマリー。
剪定しながら根を育て
葉先が丸くなって水や光では治りません。
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窒素・リン・カリウムの内、窒素外して酸性のものは・・
鉢植え換えして、
硫酸カリと過リン酸石灰を 大さじ一杯ずつ。
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たっぷり水を与え、翌日は、シャキーンと元気になりました。

しかも、土壌pHは5.0 酸性です。
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アルカリ土壌を好むという意味が分からなくなりました。

そもそも、土壌をアルカリにするって、非現実的のような?
土ではないような?

因みに、他人の育苗プロの方がブログで過リン酸石灰をローズマリーに
振れば元気になって病気もでないという記事も参考にしました。

この試験も過リン酸石灰を他の花や葉に直で撒いたら、速攻焼けて
枯れます。

よって、追肥で枯れる時が多いのではなく、窒素で枯れやすいのは
間違いない結果でしょうね。


次回はローズマリー(鉢)の土作りついて・・
*土作りに完成型はないので、今のところ です。