植物が平均よりも耐寒性をもったり力強く育つ場合、

以前の植物ソマチッドの記事

この動画であるような、ソマチッドが豊富に

含まれます。
*他にも多く観察しています。



さて、ソマチッドとは?

色々とネット上では書かれていますが、私も「素材」に対して以前は疑問がありました。

以下のようなことが主に書かれています。

A.ソマチッドは「ケイ素」である。

B.ソマチッドは貝化石にあるカルシウムに含まれている。

C.カルシウムがケイ素に常温核融合された物質に含まれている。

D.植物や貝や動物に含まれているソマチッドは現代ソマチッドで個性があり、
   太古の化石や岩石のソマチッドは強く、現代ソマチッドを活性化させる

  諸々と言われていますね。


私なりに研究、実験した結果、ソマチッドには
◯ケイ素由来ソマチッド
◯カルシウム由来ソマチッド
共生関係にあり、この2つが存在しないと
凄い結果は望めません。

ソマチッドが多いと言われている太古の貝化石の場合、農業されている方はご存じだと思いますが、

作物土壌に混ぜると、根張りもよく強く育ちます。(一般カルシウム資材と比較)

そして、貝化石はカルシウムだけではなく

ケイ素が「珪酸」という形でかなり含まれています。
(素材によって違いますが)

貝化石の「ケイ素」は「珪藻」の核の珪酸が化石化されたもので

貝と一緒に数千年万年も風化されてできたものです。

しかし、貝化石は土壌微生物の多様性や活性度が高ければ、微生物の力を借りて植物にソマチッドを
発現できますが、その条件が難しい土壌も多いです。

そして、貝化石のケイ素=珪藻の化石=珪藻土は、ソマチッドの欠片も発見できず、動植物にも何ら凄い現象も起きません。

ということは「貝化石」でソマチッドを発現させるには、ケイ素が溶けやすいアルカリ側の微生物群で発酵させなければならないが、再現性が難しいことも分かりました。
珪藻由来のケイ素には、ソマチッド活性力がないという意味です。


そこで、噴火由来の真っ白の岩石を発見し、その岩石は

アルミが1%未満しかなく(通常の岩石はアルミが9~17%含まれています)
硬い珪酸(ケイ素)率90%以上で、水には溶けないが、微生物の力で簡単に溶解することを発見。

*微生物の力で化学薬品使わずともケイ素が溶解する岩石は他にもあります。


微生物で溶解させたケイ素由来ソマチッドを植物が吸収すると、ソマチッド様物質が多く含まれます。

しかし、カルシウム由来のソマチッドも同時に存在しなければ、植物も人間も大きな活力源とはなりません。

カルシウムは「石灰岩」「水酸化カルシウム」「炭酸カルシウム」「卵の殻」「貝殻」等々沢山存在しますが、ソマチッドを活性発現させる

為には素材が限定されます。

太古の海にはカルシウムが豊富に含まれていましたが、現在は微々たる量しか存在しません。

よって、石灰岩や化石が豊富な土壌の水が流れる海域で育った貝殻を使う必要があります。

そして、貝殻は化石になるくらいなので分解しません。

直火で焼成しなければ溶解せずソマチッド発現には至らないことも分かりました。

現代の貝殻でも、貝化石のカルシウムでも
よいですが、現代貝殻がカルシウム比率高い
為に結果が安定します。

直火温度もシビアな設定が求められるので非常に面倒ですが。。

例えば、雑草を焼くと草木灰「カリウムとカルシウムの肥料」になり溶解性が高く植物が吸収して元気になることも類似しています。

植物を炭化させるとカルシウムソマチッドは発現しません。

結論(ソマチッド基材)
〇ケイ素ソマチッドはケイ素を微生物で溶解させる。

〇カルシウムソマチッドはカルシウム素材を焼成させる。

この2点が合わさって、はじめて限界突破できるソマチッドの基材が完成します。
*他の微量要素も必要ですがマニアックな元素ミネラルなので割愛します。

さらには、土壌の微生物活性高く「ソマチッド基材」も散布した場合ですが

リン酸→窒素=カリ=カルシウムと、植物の要求量が非常に増しますので、これに気づいて沢山施肥した場合、豊作になります。


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↑微生物で溶解させる前の珪酸岩石

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↑選定したカルシウム素材をシビアな温度設定で焼成したもの。

これ直接食べると信じられない効果もありますが、活字には残せないので割愛します。


ケイ素溶解発酵
↑珪酸岩石を、太古の腐植土(フルボ酸等)で発酵溶解している写真

*余談ですが、発酵肥料でここまで発酵温度を上げると、多様性失います。
 これはケイ素を微生物で溶解させる目的の温度です。

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↑天然水にケイ素/カルシウムソマチッドが溶解している写真
 *この段階では、微生物は熱殺菌されて存在しません。
  (可愛そうですが)
*他の一部の「ケイ素水」のように強アルカリの水酸化ナトリウムで溶解させていません。
  自然の力のみです。


↓次回説明しますが、植物性発酵肥料の菌糸

 これは「ソマチッド基材」を噴霧させ籾殻を発酵中の写真。
 綺麗な雪のような菌糸が全体を覆いながら籾殻に多く含まれる珪酸(ケイ素)と強固なセルロースを分解します。
この菌群は凄い能力ですよ。
 もみがら発酵