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立性ローズマリー(トスナカブルー)3本あります。

真ん中だけガッシリ逞しく育っていますね。

3本共に同時に挿し木したものです。

両サイドに関しては、育苗ポットから大きな7号鉢に植替え、
人様のところで約2年+秋口まではこの鉢で育つ課程も楽しめるように
と設定しています。

では、真ん中は・・・ 
1.あるDNAを発現させた。
2.両サイドよりも4ヶ月も長く小さな育苗ポットで限界まで育てた。

この2点の差です。

じらしつつ・・2の限界の写真から
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ご存じの方も多いと思いますが、根が限界までパツパツになると

地上部の枝付け根付近から<根>が出てきます。

これを目安に限界と決めて、その根の付いた状態の根元から
切って、挿し木にして増やします。
根が既に生えているし・・

この行為もストレス耐性を付与していると思われます。

では、DNA発現の裏技を公開

8年程前? 植物のヒートショックプロテイン
(熱ショックプロテイン=HSP)を発現させて病害虫に
よる抵抗性を上げる方法と解析結果が公表されました。

イチゴやキュウリ栽培で、お湯散布で病気低減及び
お湯で病原菌死滅で使っている農家さんいらっしゃいます。

全国で強制的に流行れば農薬低減して最高なんだが・・

ん?特許?知的財産権がどこかに存在しているのかは未調査です。

人間と全く同じで、人間も温かいお湯(温泉やミストサウナ)で
体温を上げると、熱ショックによる耐性を得る為に、HSPが
発現し健康や若さに付与する。

前置きで終わりそうなので、方法に移ります。


1.43~45℃のお湯を張りローズマリーを
  苗ごと入れる
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2.頂芽から葉茎部全体を45℃設定のお湯シャワーで洗い流し
  芯まで熱が通るよう流します。
  カウントで1分程度
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3.氷をい沢山入れた冷水を他のバケツに準備
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4.冷水に根部だけ浸けて冷やします。
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5.この間に再度お湯を準備します。
  次は50℃です。
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50℃で、頂芽から葉茎全体を洗い流し、芯まで熱が通るイメージで
しつこくお湯シャワーします。
およそ1分程度。

その後は、土部が冷水で冷えているので温度が下がっています。

これをポットから離して60℃程度のお湯で一気に50℃に戻します。

かれこれ2分は経過しています。

これで終了ですが・・・

取り出した後に、岩石ミネラル水を土に入れて吸わせます。
*ミネラル吸わせなくてもHSP発現します。

冷水の部分は、どの文献にも載っていなかったようなので
オリジナルです。

HSP発現=生長が早まったり大きくなる等の文献も発見できず。

大きくなったのは、
ポットで根が限界まで育てた>微細ミネラル水を吸わせた

ことが要因でしょう。

冷水無くてもHSP発現するようですが、ローズマリーに関しては
結果が物語っております。

試験やっている内に、冷水与えなさいと聞こえたような?(笑)

あ、写真は皆さんに説明用として2回目の作業風景です。

もっと小さい時期4ヶ月前に実施したので1回だけでよさそうです。

*実験段階ですので、HSP発現苗はまだ出荷したことありません。


因みに根部が免疫や抗体の7割を担っているのですが、
人間の腸と同じですね。

私は今まで、うどんこ病等の病気を出したことがありません。

それは、微生物に拘っているからでしょう。

しかし、葉ダニに一気にやられたり幼虫で枯らしたことは
しばしばあります。

現在は、冬に落葉するハーブ  
レモンバーベナの耐寒性を上げる為に、無関係かもしれない
HSPを増やしつつ
耐寒性DNAを発現させる方法を模索中です。

お湯試験は自己責任でお願いします。
終了後に先端がお辞儀していましたが、は翌朝はピンと
立ってました。

前回の記事のように、ローズマリーの葉は酸性にも非常に強く
お湯にも強い感じです。

根だけお湯でも良いという意見もあるようですが、葉、茎部
全体の芯まで温度を通さないと、ダメだと思います。

ローズマリーって、繊細なのかの逞しいのかよく分からない
不思議なハーブです。
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